宮崎の太陽が育てた、国産グレープフルーツ

 

宮崎県日南市の山間部。


海と山に囲まれた自然豊かな場所に、100年以上続く柑橘農家「緑の里 りょうくん」さんがあります。

今回、Hi,Gelatoの素材として使わせていただくのは、日本ではまだ珍しい純国産グレープフルーツ「月夜実(つくよみ)」。お話を伺ったのは、三代目園主の田中良一さん。
約12ha、東京ドーム約3個分にもなる広い農園で、グレープフルーツをはじめ、日向夏、レモン、ライム、不知火、ポンカン、温州みかん、黄金柑など、さまざまな柑橘を育てています。

「宮崎にも、こんなにおいしい国産グレープフルーツがあるんだ」
畑に立った瞬間、そう感じるほど、緑に包まれた場所でした。

 

 

田中さんが大切にしているのは、見た目の美しさだけではありません。


「一番大事なのは、味です」

そう話す田中さんの言葉には、長く柑橘と向き合ってきた生産者としての強い想いがありました。緑の里 りょうくんさんでは、果実を完熟した状態で収穫し、一番おいしいタイミングで届けることを大切にしています。外皮に自然の傷が入ることもありますが、それは露地栽培で太陽や風を受けながら育った証でもあります。見た目だけでは分からない、本当においしい柑橘を届けたい。

そして、柑橘を通して人を笑顔にしたい。
田中さんの言う“味の絶対値”には、そんな想いが込められていました。

 


今回Hi,Gelatoに使わせていただく「月夜実」は、宮崎で育つ純国産グレープフルーツです。

グレープフルーツというと、海外産のイメージが強いかもしれません。けれど、緑の里 りょうくんさんでは、宮崎の強い日差しと温暖な気候を活かし、国産グレープフルーツの栽培に取り組まれています。月夜実には、白い果肉のマーシュ系とピンク系があり、完熟すると1玉が1kg前後になることもあるそうです。

爽やかで上品な柑橘の香り。
甘みと酸味、そしてほのかな苦味のバランス。
カットした瞬間に広がる、国産ならではのみずみずしい香り。
果汁だけでなく、皮にも豊かな香りがあるのが特徴です。

 

 

緑の里 りょうくんさんの柑橘は、ほぼすべて露地栽培。
自然の影響を受けやすい環境だからこそ、手間もかかります。

それでも田中さんは、、防腐剤・防カビ剤・ワックスを使わない柑橘づくりを続けています。グレープフルーツやレモン、ライム、日向夏などは、果汁だけでなく皮も楽しめる柑橘。だからこそ、ジャムやピール、料理、お菓子づくりにも安心して使えることを大切にしています。

収穫後の選別も、すべて人の手で。
機械による衝撃を避けるため、一つひとつ状態を確かめながら丁寧に選びます。

完熟で収穫し、鮮度を保ったまま届ける。
その積み重ねが、果実本来の力強い味わいにつながっています。

 

 

月夜実の魅力は、ただ甘いだけではありません。
口に入れた瞬間に広がる爽やかな香り。
甘みの奥にある、きれいな酸味。
そして、グレープフルーツらしいほのかな苦味。
このバランスこそ、ジェラートにしたときに活かしたい部分です。

「完熟柑橘ならではの濃い香りや、甘み・酸味・苦味のバランスを活かしてもらえたら」
素材の味をそのまま感じられるジェラートだからこそ、月夜実の個性がまっすぐ伝わる。
そんな一品を目指したいと思いました。

 

 

田中さんが守っているのは、果実だけではありません。

100年以上受け継がれてきた農地。
宮崎の太陽と自然。
そして、地域の農業を未来につなぐこと。

「見た目ではなく、中身のおいしさを楽しんでほしい」
「宮崎の太陽と自然が育てた柑橘の味を感じてほしい」

そう話す田中さんの言葉からは、柑橘づくりへのまっすぐな想いが伝わってきました。
Hi,Gelatoのジェラートを通して、宮崎にこんな果実があることを知ってもらえたら。
そして、ひと口食べた人が少しでも笑顔になってくれたら。

月夜実の爽やかな香りの奥には、そんな生産者さんの想いが詰まっています。

 


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